パドック通信

カテゴリ: 気になるパーツ&用品紹介

アグスタ3気筒モデルのサスペンションですが、リヴァーレやストラダーレ、
ブルターレ系は柔らかいほうなのですが
(それでも体重の軽いオーナーさんからはちょっと硬いと言われることもあります)、
F3は公道ではギャップで弾かれてうまく走れない…というオーナーさんが多く、
リーズナブルになんとかならないかなと模索しています。

フロントは、カラーを短く加工すればYZF-R1(4XV)のスプリングがピッタリなので、
レート違いのものもR1用の社外品が使えるのがわかりましたが、
今回は主に公道使用のF3-800RCのオーナーさん
(ツナギ、ヘルメット等込み装備体重で60kgくらいです)が試してみたいということで、
ハイパープロのプログレッシブタイプのフロントスプリング(ブルターレ用)を使ってみることにしました。

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ブルターレ用なので、長さを合わせるためにカラーを加工して組み込みます。

この車輌は一緒にエンジンマウントの加工(ユーロ4仕様)もします。
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早く試乗してみたいのですが、ここは岡山県北の山間部。
天気が悪くて明日からは雪マークです。オーナー様、今しばらくお待ち下さいませ…。


あと、リヤサスについてですが、以前のブログにも書いたように、
リンク比が、ストローク初期からフルボトム位置まで一定の、フラットな設定です。

色々とバネレートを変えてみましたが、初期に柔らかく奥で踏ん張る
オールマイティに使えるセッティングが難しいので、
こちらもハイパープロのプログレッシブタイプのリヤスプリングをテスト中です。

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(紫:ハイパープロ、赤:F3、黄:リヴァーレ)

すでにパドックのリヴァーレに取り付けており、
他のアグスタオーナーさんにも試乗していただきましたがなかなか良いフィーリングです。
初期は柔らかいのですがふわふわした柔らかさではなく、
適度にバネの反発力を感じつつ、奥では固くなるのですが
ギャップでも「ガツン!」とこない角のとれた固さで、アクセルを開けた時には
グッと踏ん張る感じも分かりやすくなりました。

高性能な社外サスもありますが、このスプリングだけなら
部品代で21600円(税込)とリーズナブルですので、オススメですよ。
これもブルターレ用ですが、バネの長さも同じなのでリヴァーレやF3に装着可能です。

フロントスプリングのフィーリングは、私の試乗と実際に
オーナー様がしばらく乗って見られての評価が聞けましたら、
またブログで紹介したいと思います。

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空梅雨?とちょっと不安になるような最近の気候ですが、

 しかし…あと1ヶ月もすれば、水冷スーパースポーツバイク乗りにとっては
ライダーにもバイクにも辛い炎天下がやってきます…。

 今回はその準備として、高性能なクーラント(冷却水)のご紹介をいたします。

 ワコーズのヒートブロック・プラスです。

これは、普通のクーラントよりも水温が低下するのはもちろんですが、
防錆効果凍結防止(マイナス12度)なども盛り込まれた

オールシーズン対応

交換時期は2年ごと、という使い勝手のよい高機能クーラントとなっており、
まさにストリートでは全ての水冷エンジンにオススメできるものです。
 パッケージは4リットルボトルとなり、お値段は5000円(税別)ですが、
オートバイの場合、ビッグバイクでもだいたい2・5~3・5リットルくらいの冷却水量です。

 なので、パドックで交換作業を依頼していただけるかたには、
0・1リットル単位で量り売りできるようにしています(0・1リットル/125円・税別)!
中途半端な余りが出ないですし、お客様のバイクに必要量だけのお値段なのでお得ですよ~!
(なお、交換工賃と作業時間は、車両により異なりますので、スタッフまでお問い合わせください。)


いや、僕はニューテックがいい!!!とおっしゃる方もいらっしゃいますね?

大丈夫、ニューテックZZ91Rクーラントもばっちりご用意しております!
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こちらは1L売りとなっておりますが、お好きなほうをお選び下さいね^^

いろいろとカスタムをしていって、最後の詰めとして皆さんが検討される
「チタンボルト」…
しかし、M6クラスの小さなキャップボルト(六角穴つきボルト)でも
一本千数百円くらいとなかなか数多く変えるには
金額のかさむカスタムになっていました。
しかも、一度手を出すと止まらなくなるんですよね(笑)

 そんな方のために、今年新登場したのが
オフロードで有名な「ZETA」ブランドのチタンボルトシリーズです。
強度的に安心の、通称ロクヨンチタンに
熱間鍛造、切削、転造加工にて製作された、
とても仕上がりのよい造りです。

 そして!一番の驚きは、そのお値段。

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 例えば写真のアグスタのキャリパーマウントボルト(M10×60フランジ、ワイヤーロック穴タイプ)
のフロント4本セットで、9280円(税別)というリーズ
ナブルさ。
今までなら二万円近くしていたものです…。
 実際に取り寄せてみたのですが、写真のとおり造りはとても良いものです。
サイズや頭の形も豊富にありナットなども揃うので、
これを機に禁断の(笑)チタンボルト化に手を出してみてはいかがでしょうか!
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 ご自分のバイクとボルトのカタログを見ながら考えるのは楽しいものですよ~。
一本から、まとめ注文、交換まで(チタンボルトは締め付けトルク管理が重要!)
ご相談にのりますので、店頭にてお気軽にお声かけ下さいませ。

スタッフが出張から戻ると小包が届いていました。
箱の中には素敵なクリスマスプレゼントが☆
みなさん、下の画像からなんだかわかりますか?

グラスの影

そう! グラスです!
シャンパングラスなのですが、実は普通のグラスとはちょっと違うのです。
どこが違うかといいますと・・・次の画像をご覧ください(笑)

エンジンバルブ シャンパングラス


わかります?

え、ヒントですか? 
グラスのステムとステーにご注目ください:特に台座(ステー)に☆

はい☆ 

「エンジンバルブ」がステム&ステーなのです!

箱を空けて、グラスを手にとって・・・ バルブの部分を手に取ると自然に顔が緩んでしまいました。

手に取っているにやけっぱなしです(笑)

贈ってくださった方からエンジンバルブがシャンパングラスのステーとベースになっているのですが、グラスは「手吹きガラス」
一つ一つ丁寧に職人さんが作り上げているようでそのため、1ヶ月に生産できる数に限りがあるそうです。

エンジンバルブ&グラスは、どちらも正真正銘の「Made in JAPAN」!

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贈り物にもすごくいいなと思う素敵なグラスだったので、思わず「このグラス、当店で取り扱いたいです!」と上司に提案してしまいました(真剣)


Made in JAPAN エンジンバルブのシャンパングラス

パドック店頭に飾りますので、ご興味のある方はご来店時にお声掛けくださいね☆


エンジンバルブって何?と思われた方
パドック店内には、トライアンフ3気筒エンジンを分解したオブジェを置いています。
そのオブジェの中には3つの異なる状態を目で見て、触って確認していただける
「エンジンバルブ」をご用意しています。
バイクやクルマのどこの部分で活躍している部品か、実際にみて確認してみてください。










先のブログ記事でお伝えしました

「後方に対して方向の指示を表示するものにあっては最外側の尾灯より外側にあること。」
「※意訳:テールランプよりも外側にウインカーを装着しなければならない」
道路運送車両の保安基準の細則別添53の5.18.3.3

という基準が改正になったと言う事でもう一つ嬉しい事が・・・。

今までのリヴァーレ、ドラッグスター800などのリアウインカーですが
日本仕様と言う事で保安基準に合致させるべく、長ーいステーをくっつけて
ウインカーを外に出していたのですが、

↓これまでの日本仕様
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これからはこのステーを外して本国仕様にしても大丈夫にな事になりました。

↓本国仕様(改正後の保安基準適合)
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やはり本来のバランスは美しいですね^^
足もひっかけにくくなりますし(笑)

現在、既に購入されて乗られているオーナーさんも、ステーを取り外して大丈夫です。
ただ、日本仕様のウインカーはそのステーのぶん配線が長いので、
とりまとめの処理をきっちり行なって下さいネ!


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